給与の日払いシステム導入のメリットと注意点

給与の日払いシステムとは、その名の通り企業において社員に対する給与を日単位で支給する仕組みのことです。

社員にとって注意すべきは、働いた分の賃金を当日もしくは翌日以降に支払われる場合と、日単位で給与計算はされるが支給される日は月に数回に固定されている場合の両方を日払いシステムと呼ぶ点です。必ずしも毎日入金があるものだけを意味するわけではないことを認識しましょう。日払いシステムを導入することは、企業にとってさまざまなメリットをもたらします。

まず、多くの企業が月に1回もしくは2回の給料日しかない中、日単位で複数回収入が入って来る仕組みがあることで、求人の応募数の増加が見込めます。また、同じ様な理由で社員の離職率を低下させることも期待できます。さらに、実際に日払いを処理する部署はアウトソーシング型あるいはシステム提供型でサービス会社に依頼するため、自社内の経理部門における給与計算の稼働を減らすことができます。

一方、導入によるデメリットもあり、日払いの処理を外部に委託するために準備金など初期投資がかかること、社員に手数料の負担がかかることなどが挙げられます。また、どのような手続きで支払うかという手順書等を作成して委託する会社にレクチャーする準備期間の稼働も必要になります。さらに、外部組織に給与計算を任せる関係上、勤怠データを提供する必要があり、これを管理するセキュリティー上の体制作りも必須となります。

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